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JSRとは？
JSRとは売上高約4,100億円（2022年度決算）、従業員連結で約8,000人（2023.3.31時点）の化学メーカーです。
JSRの事業
・半導体事業
半導体の製造に用いられる材料を開発。回路形成用のフォトレジスト、半導体の多層配線形成の工程に欠かせないCMP用材料などを製造・販売している。
・実装材料事業
半導体の製造に用いられる絶縁材料や高密度実装に対応する材料、またLED製造に用いられる機能性材料などを製造・販売している。
・ディスプレイ材料事業
LCD材料や有機ELディスプレイに用いられる材料の提供、製品を介したソリューションの提供を行っている。
・エッジコンピューティング事業
光学特性、耐熱性、成型性に優れた透明樹脂“ARTON”の製造・販売、並びに幅広い分野への応用を進めている。
・ライフサイエンス事業
診断試薬材料やバイオプロセス材料の製造・販売、並びに創薬支援サービスなどを行っている。2012年に設立した「JSRライフサイエンス株式会社」を中心に事業を展開。
参考：JSR HPより JSR株式会社
各事業別売上高・営業利益分析
JSRのセグメント別の売上・営業利益は下記のようになっています。
・売上、営業利益面ではともに“デジタルソリューション”セグメントが最も大きい割合を占めています。
・次点でライフサイエンスセグメントが続きます。一般的なライフサイエンス分野の営業利益と比較すると低めになっている印象ですが、IR情報よりFY24のOP率20%達成に向けたPJが開始したとのことで、今後大きく改善がみられると思われます。
・営業利益率観点でみても”デジタルソリューション”セグメントが最も高くなっております。デジタルソリューションセグメントを構成するSEMI：半導体事業は顧客の在庫調整による減速も見られましたが、増収増益で着地しております。一方でDISP/EC：ディスプレイ、エレクトロニクス材料事業では市況の大幅悪化による減収減益となっております。従って、デジタルソリューションセグメント全体としては前年度よりも営業利益が下がっていることがわかります。
参考：JSR 決算資料より IR情報 | JSR株式会社
JSRの年代別年収
各種口コミをもとに筆者がまとめた結果になります。今回はJSRに修士卒、研究開発で入社することを想定して、試算しております。
・JSRの年収
初任給が約430万円(修士卒基本給26.7万円)程度で、40以上で900万オーバーという形になります。
筆者も大手化学で以前働いておりましたが、化学メーカーの中では平均よりも高めくらいの給与水準と思います。
40歳以上で管理職になると1,000万円以上（中には1,300万円）になるという口コミもございましたので、管理職昇進により、下記グラフよりもプラスで上に跳ねる可能性ありそうです！
まとめ
JSRの研究開発職の年収は1年目430万～40歳以上で900万円以上と国内化学メーカーでは平均よりも高めの水準となりました。
ぜひ入社をご検討の方は下記JSRのHPもご参考にしてみてください！
好評であれば、また別の企業も調査していきたいと思います！
